私が大切にしている「感じる力」との向き合い方
- kumasannote

- 2月19日
- 読了時間: 2分

私は、自分のことを
「感覚に少し敏感な人」だと思っています。
子どもの頃から、
言葉になる前の気配や、
場の空気、人の状態を、
無意識に受け取ってしまうところがありました。
それは特別なものというより、
気づいたら、そういう感じ方をしていた、
という方が近いかもしれません。
大人になり、
仕事や生活に集中する中で、
そうした感覚は一時、表に出なくなりました。
感じない方が楽で、
現実を回すには、その方が都合がよかったからです。
けれど、
体調を崩した時期をきっかけに、
また自分の感覚と向き合う必要が出てきました。
正直に言えば、
最初は戸惑いもありました。
何でも受け取ってしまうと、
自分の輪郭が曖昧になる。
だから私は、
「全部を感じない」「距離を取る」
という選択を覚えました。
この感覚をどう扱うかは、
ずっと試行錯誤してきた部分です。
今の私は、
この感覚を前に出すことよりも、
どう整えて、どう線を引くかを大切にしています。
整体で身体に触れるときも、
言葉でやり取りするときも、
相手と自分の境界を尊重する。
無理に変えない。
決めつけない。
その人が、その人のペースで戻っていくのを待つ。
私の仕事は、
「不思議なことをする」ことではありません。
身体や心が少し緩み、
自分の感覚を取り戻すきっかけを、
そっと差し出すこと。
そのために、
私自身の感覚も、
静かに、現実の中で使っています。


